my lips are sealed

tamavskyのB面

やめへんで

最近実はあんまり日記を書く気にならない。通信講座の勉強を進めなくてはという気持ちが強くて、まとまった時間ができたら、机に向かっている。というとかっこいいけれど、勉強もする気が起きないときは、TwitterYouTubeをだらだらと眺めてしまう。

時間、というものに厳しくなった。元々がルーズすぎたのかもしれないけれど。食後2時間あけて薬を飲む必要があること、そこから約1時間で副作用の眠気が来ること、副作用の眠気はかなり強力なので睡眠時間が6時間以下になると朝の自分が困ること。これらを考えると、とにかく食事を早めにとらなければならないので、ゆっくり遅くまで料理を楽しむことができなくなった。仕事の定時が19時と遅いため大抵22時ごろに食べ終わり、そのあとは勉強するか読書をするかYouTubeを眺めるかして、0時になったら薬を飲んで、1時までには寝る支度をする。なんだか焦っているようであまり楽しくない。それに、食後2時間あけて服用しなければならない理由が「血糖値が急上昇してしまうから」なのでかなり厳密に守らなければならない。夜、甘いものを食べたりしたいのだがそれができなくてストレスがたまる。生理前は特に食欲が旺盛で、この約束事が歯痒くて仕方ない。

 

4連休は、派遣のアルバイトを入れたかったけれど色々と間に合わず、面接しかできなかった。面接と、美容室と、ライブと、地元に帰ってしまう仲良しのサークルの先輩の送別会で、あっという間になくなった。

今日だけ、図書館に本を返す以外の予定のない日だった。勉強して、読めていない本を読んで、日が暮れてから返しに行き、ついでにスーパーで買い物をして帰ってきた。牛豚合挽肉が安かったので500gくらい買った。ハンバーグを作った。タネに塩胡椒を入れ忘れ、肉と玉ねぎだけのシンプルな味になってしまった。まあそれはそれで美味しい。

輸入食品店で貰ったバーベキューソースのサンプルがあったような、と探してみると、あったけれど今年の3月で賞味期限が切れていた。袋がパンパンに膨らんでいて(元々そうだったかもしれない、わからない)ちょっと怖くなったし、よく見たらチポトレソースだったので、潔くあきらめた。辛いのは苦手。

 

髪色を青くした。一昨年の今頃にも青くしていた気がする。そのときはかなり深いネイビーブルーにしてもらったが今回は、もう少し緑がかった、ターコイズブルーのような色にした。オレンジ色のメイクが楽しくなった。補色どうしなので相性がよいらしい。パーソナルカラー(サマー)的に難しいかと思っていたけれど全く違和感はない。髪色の方をオレンジにするのも、ありかもしれない。長さも10cmくらい切って、ギリギリ一つ結びができるくらいのボブになった。乾かすのが楽になるかと思ったが、なぜかそんなに違いを感じられていない。風呂を楽にしたい気持ちで切ったようなものなのに! でも、私は髪が短いほうが似合っているような気がする。伸ばしかけの前髪が大変邪魔なのだが、美容師さんがカチューシャ意外といいよ、と教えてくれたので、ZOZOで夏服を買うついでに黒くて幅の広めなものを買ってみた。ガーリーにならないように、顔まわりには曲線を持ってこないように。

 

冒頭散々文句を書き連ねたが、薬はちゃんと効いていて、恩恵を受けている。本当に落ち込むことが減った。もちろん人並みにはブルーになったりもするけれど、自分で気分転換をすることができる。夕食後に寝落ちして薬を飲みそびれると、グルグルと思考が堂々巡りを始めてしまい苦しい思いをする。

ただその堂々巡りが、私に日記を書かせていたような気もする。ベクトルが内側に向かいすぎているのが、自分の表現の源泉でもあり、欠点でもあった。自分の外側のことも、これからだんだんと書いていけるようになるのかもしれない。

薬によって感受性が失われた、というのはない。むしろ、バスの車窓から眺める街並みや空の色の美しさに気づくことが増えた。SNSでみかけた知らない音楽を聴いてみようと思えるようになった。

ツチヤチカらのベストアルバムめちゃめちゃかっこいい。笑顔になる。名古屋に6EYESという超カッコいいバンドがいるのだが、そのフロントマンのツチヤさん、今なぜか金玉ピンポイントでブイブイ言わせているらしい。Spotifyのリンクをシェアしておく。

 

あー薬が効いてきて、ポワポワとした眠気がきた。タープの下ハンモックにゆられながら森の葉擦れを聞いているところ、海辺のホテルで網戸の窓から小波の音と月明かりが入ってくるところ、できるだけ美しい想像をしながら、安らかに、眠る。やっぱり日記は書き続けていきたい。