my lips are sealed

tamavskyのB面

Twitterデトックスをしている話

私はTwitterを中3の冬に始めて、実に13年間も入り浸っていることになる。その間一度もやめようと思わなかったわけではなくて、例えば高校生のときは受験勉強に集中するためにアプリを一時的に消してみたり、不眠がひどい時に寝る前に眺めてしまうのをやめようとしてDock(基本的にLINE、SpotifySafariTwitterの順で並べている)から外してみたりはしたことがあった。

でもそれは一時的なもの。本当にやめたいならアカウントを消すのが一番だ。自分でもわかっているけれど私にはそれができない。13年分の自分の記録が無かったことになってしまうような気がするし、他にオープンなアカウントのSNSをやっていないので、そこでしかつながれない人が大勢いる。

今回もやはりアカウントを削除する勇気はなくて、アプリを消す勇気もなくて、「ホーム画面から取り除く」を選んだ。という訳でデジタルデトックス、というよりTwitterデトックス中である。

 

Twitterを眺めているのが辛い、という理由に他ならない。

例えば、昆虫食とりわけコオロギ食について、陰謀論やデマが広まり、挙句"バカにしてよいもの"的な風潮が広まり、「奨学金減免の条件に出産って何食べたらこんなこと考えつくの?コオロギ?」「牛乳が廃棄されていて勿体無い。みんな牛乳を飲もう。コオロギ食べてる場合じゃない」といった、前半まではその通りだなーと共感できるのに最後になぜか昆虫食をバカにしていく投稿が多数見られるようになった。

ツイートの趣旨としては社会の歪みに声を上げるもののため、あまり昆虫食に関心がない人が、なんか世間で批判されてるから言っておけみたいな気持ちで書くんだろうし、そして昆虫食文化のある地域のことや、(莫大な補助金などなくても)昆虫食に魅力と可能性を感じて一生懸命働いているメーカーさんや研究者のことを知らないのだろう。知らない人が拒否感を示すことははまだ理解ができるのだけれど、昆虫食への興味を公言している自分と親しい人がそういうツイートを平気でRTしているのが一番辛かった。

そのうちデフォルト表示が「おすすめ」タブという、低俗で差別的で攻撃的で吐き気のするような投稿ばかり流れてくるものになり、 Twitterはもはや、ただ脳に異常なストレスを無制限に与え続けるSNSになってしまった。これが最近の双極性障害の症状の悪化と重なり精神衛生上有害、と判断したのでアプリをホーム画面から削除した。

PCはログインしたままにしているので、特に親しい友人だけをフォローした鍵付きのプライベートアカウントだけ眺めている。だいぶ気持ちが楽だ。

 

それでも自分にとって何か思ったことを書き留めておく場所は必要なようで、長い間書けないでいたブログに回帰しようと思う。DockのTwitterがあった場所には現在はてなブログのアプリが置いてある。