my lips are sealed

tamavskyのB面

ハンバーガー記念日

Aちゃんと久しぶりに休日が被ったので多摩川沿いを散歩した。

ナヨクサフジが群生していて、さながらラベンダー畑のようだった。紫の花だからムスカリだと思っていた。部屋に飾る花を買いに行くようになって観賞用の花の名前はたくさん覚えたが、野草についてはまだまだ知らない名前がたくさんある。

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河原で何枚かAちゃんの写真を撮った。私の写真の腕が上がったのか、Aちゃんが写真に写るのが上手なのか、多分後者だがいい写真が撮れて、アー写にしなよなんていいながら歩く。人を撮るのって楽しい。Aちゃんにカメラを持たせたところ私の写真を3枚撮ったようだが見切れ、ピンボケ、目を閉じているという3枚だった。ひどすぎる! これは私の写るのが下手なせいだと思う。

河原を歩きながら子供から老人までたくさんの人を見た。と言っても混雑している場所はないから開放的で気分がよかった。凧を飛ばそうとする人、ピクニックをする人たち、川遊びをする子供たち、釣りをする人、犬を散歩する人、電車の写真を撮る子供、私たちのようにただ歩いている人。

トランペットを吹いている人がいて羨ましかった。私は最近フルートが吹きたくてたまらない。あまり暑くならないうちに、フルートを吹きに河原へ行こうと思う。

 

お気に入りのお店も気になるお店もランチ営業の時間が終わってしまっていたので、駅前のポポラマーマで遅い昼にした。菜の花と筍のたらこパスタを食べた。

その後、キッチン用品売り場をなんとなく物色する流れになり、思いつきで「せいろ欲しいんだよね~!」と言っていたら、ほどよいサイズのほどよい価格帯のせいろがあってテンションが上がって、つい買ってしまった。以前から欲しかったとはいえかなり衝動的な買い物でレジ前で軽く反省した。とはいえ、1800円くらいまあいっか~と思っていたらAちゃんが「どうせ俺も使うから半分出すよ」と言ってくれて割り勘になった。ありがたい。

くまざわ書店ブックオフをはしごしてお互いに欲しい本を探す。私は、植本一子『家族最後の日』、若松英輔『詩集 幸福論』購入。ラビンドラナート・タゴールの詩集は見つからず。もう少し大きな本屋さんに行くしかないか。

植本さんの日記本、だいぶ揃ってきた。本屋に行くとなぜか『家族最後の日』だけがずっと歯抜けで、今日ようやく買えた。時系列的には昨日読み終わった『降伏の記録』のほうが後だったので、その罪悪感? 違和感? もあってすごい勢いでむさぼるように読んでしまい、現時点で残り半分くらいになってしまった。

 

前々から「ハンバーガーを家で作りたい」という願望があり、今日はそのための買い出しもした。これまで肝心のバンズパンがなかなか手に入らなかったのだが、スーパーにPascoの「かんたんバーガー」が突如大量に入荷したためようやく実行することになった。

ハンバーグを作るのにもポテトを作るのにも大騒ぎで、2時間以上かけてハンバーガープレート完成。美味い。肉厚のハンバーグで作るハンバーガー、本当に美味い! 5月3日は本来憲法記念日のところを我が家ではハンバーガー記念日とする。

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料理中、何か想定外なことや突っ込みどころが発生するたびにすごい嫌な、というかきつい言い方をしてしまっていちいち反省するのだがAちゃんは気にする素振りもないどころか気前よく洗い物まで全部やってくれるのでよくわからん、自分が神経質すぎるのか。

デザートは駅前の青果店で200円だったとちおとめ。その青果店、傷みかかったイチゴをざる一杯100円で売っているのはいいのだが野晒しなせいでそこだけ物凄い数の蠅がたかっており壮絶だった。さすがにパック詰めされているほうのイチゴを選んでしまった。こちらも値下げされているだけあってかなり熟れていて甘い。

 

 

別に毎日こうじゃなくてもいいが、たまにはこれくらい振り回してちょうどいいのかもしれない。仕事の日は頻繁に、帰宅時間が申告と違いすぎて振り回されているので。